【2026年】リファのシャワーヘッドはどれがいい?現行全10機種を比較して目的別におすすめを解説

【2026年】リファのシャワーヘッドはどれがいい?現行全10機種を比較して目的別におすすめを解説

「リファのシャワーヘッドが良いらしい」。そこまでは決めたのに、公式サイトを開いた瞬間に手が止まる。18,000円から75,000円まで、名前の似た機種が10種類も並んでいるからです。

リファのシャワーヘッドとは、株式会社MTGが展開する、ウルトラファインバブル(直径1μm未満の泡)を発生させる機構を積んだシャワーヘッドのこと。泡の分類は国際規格(ISO)で定義され、ファインバブル産業会(FBIA)が普及と認証を担っています。ファインバブル発生機構を搭載したシャワーシリーズの累計出荷数は、2013年4月から2025年6月までで300万本を突破しました。

この記事でわかること
  • 現行10機種の価格と重量の比較
  • 目的別に選ぶときの結論
  • UとU+など迷う分岐の答え
  • 泡の個数で選ばなくていい理由

先に結論をお伝えすると、迷ったら30,000円の標準機Uが基準になります。水道水の残留塩素が気になるならPURE、浴び心地に投資するならDIAシリーズ、価格を抑えるならFITかONE。4択に落とし込めば、10機種の並びはもう怖くありません。

  • 迷ったとき:ReFa FINE BUBBLE U(30,000円)
  • 残留塩素が気になる:ReFa FINE BUBBLE PURE(30,000円)
  • 浴び心地重視:ReFa FINE BUBBLE DIA 120(48,000円)
  • 予算重視:ReFa FINE BUBBLE FIT(18,000円)

価格はすべて2026年8月7日時点の公式サイト表示です※1。ここから全10機種を1台ずつ見ていきます。

目次

リファのシャワーヘッドはどれがいい?迷ったときの結論

リファのシャワーヘッドはどれがいい?迷ったときの結論

10機種を横並びで眺めても答えは出ません。先に「何を優先するか」を1つ決めてしまうほうが早道です。目的が決まれば候補は2〜3機種まで絞れます

この表はスクロールできます。

目的別に見るリファ シャワーヘッド早見表

優先したいこと機種名税込価格決め手
迷っている・標準機が欲しいReFa FINE BUBBLE U30,000円4モードで維持費0円
こまめに止水したいReFa FINE BUBBLE U+35,000円本体背面の止水ボタン
残留塩素が気になるReFa FINE BUBBLE PURE30,000円二層カートリッジ搭載
入浴の仕上げに保湿を足したいReFa FINE BUBBLE VEIL33,000円コスメレバーで成分を吐出
節水の算出条件まで知りたいReFa FINE BUBBLE DIA 9035,000円計算条件を公式が明記
浴び心地に投資したいReFa FINE BUBBLE DIA 12048,000円4モードと大きめヘッド
マッサージ水流が欲しいReFa FINE BUBBLE DIA 15068,000円シリーズ唯一の5モード
ミストだけ使いたいReFa MISTPIA28,000円約75μmのクールミスト
泡の量を自分で調整したいReFa FINE BUBBLE ONE18,480円バブルコントロール搭載
軽さと価格を最優先したいReFa FINE BUBBLE FIT18,000円約105gでシリーズ最軽量

本記事の5つの軸で見たとき、もっとも条件のバランスが取れているのは標準機のUです。4つの水流モードを持ち、カートリッジが不要なので買ったあとの出費がありません。維持費は0円のまま使い続けられる点は、地味に効きます。

家族が多い家庭や、浴室で「水を出しっぱなしにしがち」という自覚がある方は、U+の止水ボタンが働きます。逆に、シャワーの水そのものを見直したい方はPURE一択。塩素低減カートリッジを積んだ機種は、現行10機種のなかでPUREだけだからです。

浴び心地を上げたいならDIAシリーズ。ただしDIA 120以上は48,000円からと価格が跳ね上がるため、「毎日のシャワーが趣味の時間になる」という感覚を持てる方向けです。予算を抑えたい方は18,000円のFITか18,480円のONE。どちらもカートリッジ不要で、追加費用なしにウルトラファインバブルを体験できます。

ここまでで候補が2〜3機種に絞れたなら、次は数字で確かめる番。全10機種のスペックを一枚の表にまとめました。

リファのシャワーヘッド現行全10機種の比較表

リファのシャワーヘッド現行全10機種の比較表

価格差はカラー込みで最大4倍以上。10機種の差は機能とサイズと価格の3点に集約できます。外形寸法は公式スペック表の表記に準じて記載しました※2。発売年月と保証期間は、各機種の基本情報表にまとめています。ヘッド径(散水面の直径)は多くの機種で公式に公表がないため、比較には使っていません。

この表はスクロールできます。

リファ シャワーヘッド現行全10機種 比較表

機種名税込価格外形寸法重量水流モードカートリッジ向いている人
ReFa FINE BUBBLE U30,000円(黒33,000円)約241×96×134mm約300g4モード搭載なし(0円)迷ったら選ぶ標準機
ReFa FINE BUBBLE U+35,000円(6色38,000円)約241×96×134mm約320g4モード搭載なし(0円)こまめに止水したい人
ReFa FINE BUBBLE PURE30,000円(黒33,000円)約93×236×144mm約250g4モード塩素低減2,500円残留塩素が気になる人
ReFa FINE BUBBLE VEIL33,000円約246×93×128mm約270g4モード+コスメレバー保湿成分3,000円仕上げに保湿を足したい人
ReFa FINE BUBBLE DIA 9035,000円(黒38,000円)約93×131×242mm約315g3モード搭載なし(0円)節水の条件を重視する人
ReFa FINE BUBBLE DIA 12048,000円(黒53,000円)約153×277×124mm約430g4モード搭載なし(0円)大きめヘッドで浴びたい人
ReFa FINE BUBBLE DIA 15068,000円(黒75,000円)約169×293×145mm約520g5モード搭載なし(0円)マッサージ水流が欲しい人
ReFa MISTPIA28,000円約83×146×112mm約300g2モード搭載なし(0円)ミストだけ使いたい人
ReFa FINE BUBBLE ONE18,480円約84×244×136mm約345gダイヤル無段階搭載なし(0円)2万円未満で試したい人
ReFa FINE BUBBLE FIT18,000円約48×69×112mm約105g2モード搭載なし(0円)軽さを最優先する人

価格帯で区切ると3つのグループに分かれます。2万円未満がFITとONE、2万円台後半から3万円台がMISTPIA・U・PURE・VEIL・U+・DIA 90、4万円超がDIA 120とDIA 150。同じ「リファのシャワーヘッド」でも、標準色同士で約3.8倍の開きがあるわけです。

なお本記事では順位を付けていません。バブルの発生量や節水率は機種ごとに測定条件が違い、横一列に並べて優劣を決められる数字ではないからです。代わりに、公式が公表している情報だけで判定できる5つの軸を公開します。

編集部の選び分け基準

評価軸判定基準(すべて公式公表の情報から判定)
目的の合致塩素低減・保湿成分・ミスト特化など固有機能の有無
続けやすさカートリッジの要否と交換価格・交換目安
扱いやすさ公式スペック表の重量と外形寸法
水流の幅公式が名称を公表する水流モードの数と種類
価格公式税込価格と、カラーによる価格差の有無

表を見ても決めきれない。そんなときは、次の章で1台ずつの中身を確かめてください。

リファのシャワーヘッド全10機種を1台ずつ解説

リファのシャワーヘッド全10機種を1台ずつ解説

ここからは現行の10機種を順番に見ていきます。公式が公表する数値は必ず試験条件とセットで読むのがコツです※3。基本情報・おすすめポイント・注意点をセットでまとめたので、気になる機種だけ拾い読みしても判断できます。

ReFa FINE BUBBLE U|4つの水流を30,000円で使えるシリーズの基準機

税込30,000円、重量約300g、水流モードは4つ。現行ラインアップのちょうど真ん中に位置する標準機です。ミスト、ポイントジェット、ピュアストレート、ストレートの4モードを、スライドレバーで6時の位置から順に切り替える仕組み。洗顔にはミスト、頭皮にはポイントジェットと、浴びながら手元だけで使い分けられます。

ReFa FINE BUBBLE Uの基本情報

項目内容
税込価格30,000円(ブラックは33,000円)
型番RS-BH-02A(ホワイト)
外形寸法約241×96×134mm
重量約300g
水流モード4モード(ミスト/ポイントジェット/ピュアストレート/ストレート)
カートリッジ搭載なし(維持費0円)
止水機能搭載なし(公式が明記)
発売・保証2024年3月6日発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • 4つの水流を手元で切り替え
  • カートリッジ不要で維持費0円
  • 吐水穴を0.1mm単位で設計

節水についてMTGは「取り付けるだけで最大約49%」と公表しています(同社試験・ミストモード使用時)。比較対象は「従来のシャワーヘッド」とだけ記され、具体的な機種名までは公表されていません。数字を鵜呑みにせず、条件つきの目安として受け取るのが誠実な読み方です。

技術面では、水に圧力をかけて空気を溶け込ませる加圧溶解と、水中で気泡が生まれて弾ける現象(キャビテーション)を2段階で使う独自構造「ダブルスパイラルキャビテーション」を搭載。ウルトラファインバブルの発生量は平均約1,400万個、最大約2,500万個と公表されています(超純水・ミストモード・2024年1月13日と14日・計7回の測定)※4。ファインバブル産業会の製品認証登録制度の基準に適合した認証製品でもあります。

浴室に置いたときの見た目や、水流を浴びたときの体感は、使っている人の声が参考になります。購入前にSNSで「リファ ファインバブル U」と検索して、実際の評判を確かめておくのもおすすめです。

弱点は2つあります。1つは止水ボタンを積んでいない点で、こまめに水を止める使い方には向きません。もう1つは約300gという重さで、シリーズ最軽量機と比べると3倍近い数字になります。長い時間シャワーを持ち続けると、腕にはそれなりの負担がかかります。

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ReFa FINE BUBBLE U+|背面の止水ボタンでこまめに水を止められる上位版

Uとの違いは、本体背面に止水ボタンが1つ増えた点と、重量が約20g増えた点です。税込35,000円で、ホワイト同士ならUより5,000円高い設定。水流モードは4つ、外形寸法は約241×96×134mmとUと同じで、握った感覚もほぼ変わりません。2025年12月3日発売と、現行ラインアップでは最も新しい世代にあたります。

ReFa FINE BUBBLE U+の基本情報

項目内容
税込価格35,000円(ブラックなど6色は38,000円)
型番RS-DE-02A(ホワイト)
外形寸法約241×96×134mm
重量約320g
水流モード4モード(ミスト/ポイントジェット/ピュアストレート/ストレート)
カートリッジ搭載なし(維持費0円)
止水機能本体背面の止水ボタンを搭載
発売・保証2025年12月3日発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • 手元のボタンで水を止められる
  • カラー展開8色はシリーズ最多
  • カートリッジ不要で維持費0円

節水の公表値は2種類あります。取り付けるだけで最大約49%(同社試験・ミストモード使用時)、こまめな止水を併用して最大約65%(同社試験・ミストモードで止水機能使用時)。止水を使うかどうかで数字が16ポイント動く計算で、U系で初めて投入された止水タイプという位置づけがよく分かります。

カラーはホワイトとシルバーが35,000円、ブラック・ピンク・ブルー・エムピンク・エムミントグリーン・エムパープルの6色が38,000円。8色展開はシリーズ最多で、浴室の雰囲気に合わせて選べます。ピンクとブルーは2026年3月18日に追加されました。

注意したいのは価格です。ホワイト同士でUより5,000円高く、8色中6色はさらに3,000円上乗せ。同色同士なら5,000円差ですが、Uのホワイトから色つきのU+へ移ると最大8,000円差になります。カートリッジには非対応なので、塩素低減や保湿成分の付加はできません。

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ReFa FINE BUBBLE PURE|二層カートリッジで残留塩素にアプローチする唯一の機種

浴びる水そのものを変えたい。そんな発想に応えるのがPUREです。現行10機種のなかで塩素低減カートリッジを積むのは本機だけ。上層の亜硫酸カルシウムで水中の残留塩素を低減し、下層の複合繊維フィルターで汚れを取りのぞく二層構造を採用しています。税込30,000円と、Uと同じ価格帯に収まっている点も見逃せません。

ReFa FINE BUBBLE PUREの基本情報

項目内容
税込価格30,000円(ブラックは33,000円)
型番RS-AM-02B(ホワイト)
外形寸法約93×236×144mm
重量約250g
水流モード4モード(ミスト/ジェット/ピュアストレート/ストレート)
カートリッジReFa PURE CARTRIDGE(交換用2,500円)
止水機能搭載なし(公式FAQに明記)
発売・保証2022年6月16日発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • 塩素低減カートリッジに唯一対応
  • 約250gと軽めのボディ
  • ガスター用アダプターも同梱

カートリッジの交換目安は、1人で使う場合が約3ヶ月、2人で約2ヶ月、3〜4人で約1ヶ月(公式通販の算出条件は使用時間8分・シャワー水量7L/分)。交換用は1本2,500円で、4本セットなら9,000円が7,500円に、定期購入の3本セットなら6,750円になります。

受賞歴は3件公開されています。こどもりびんぐの女性が選ぶ「マイクロナノバブルシャワーヘッド」ランキング2023でおすすめ率2位、MAQUIA 2023下半期みんなのベストコスメ美容ギア部門で2位、からだにいいこと大賞2023のリラックスケア部門で優秀賞。節水は最大約53%カットと公表されています(同社試験・ミストモード使用時)。

見落としがちなのが維持費です。1人使用でも年間約10,000円(単品購入・年4本)が上乗せされ、4人世帯なら年間約30,000円。本体をもう1台買える金額になる点は、購入前に飲み込んでおきたいところ。止水機能も搭載していません。

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ReFa FINE BUBBLE VEIL|コスメレバーで保湿成分を溶かして浴びる新カテゴリ

カートリッジ1本3,000円で使えるのは約14回。維持費という点では、正直いちばん負担の大きい機種です。それでもVEILが独自の立ち位置を持つのは、ハンドル部に美容液成分のカートリッジを装着し、コスメレバーをONにするとシャワーの水に保湿成分が溶け込む機構を、リファのシャワーで唯一備えているから。2025年3月11日のプレスリリースでは「浴室を出る前に10秒、全身に美容液を浴びる新習慣」として提案されました。

ReFa FINE BUBBLE VEILの基本情報

項目内容
税込価格33,000円(カラー展開は1色)
型番RS-CM-00A
外形寸法約246×93×128mm
重量約270g
水流モード4モード+コスメレバー(ON/OFF)
カートリッジReFa VEIL CARTRIDGE(交換用3,000円)
止水機能搭載なし(公式FAQに明記)
発売・保証2025年夏発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • 保湿成分を溶かして浴びられる
  • カートリッジ搭載機で約270g
  • 節水率の比較対象を明記

カートリッジに配合されるのは、異性化糖、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、シロキクラゲ多糖体(いずれも公式表記の保湿成分)。同社が公表する摩擦軽減率は28%で、試験は男女7名が頬部を洗浄して15分馴化したのち、美容液成分入りのシャワーと含まないシャワーをミストモードで各10秒当てて摩擦量を測定したものです。

節水は最大約53%カット(同社試験・ミスト使用時、自社従来品と比較)。比較対象を「自社従来品」と明記している数少ない機種のひとつで、数値の読み取りやすさという点では親切な部類です。

維持費の試算は正直に書きます。毎日1回使うと単純計算で月に約2本、年間約72,000円(単品価格・毎日使用時)。4本セット9,000円を使っても1回あたり約161円です。1週間以上使わないときはカートリッジを外して水を抜き、キャップを付けて保管する必要もあります。PURE用カートリッジとの互換性はありません。

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ReFa FINE BUBBLE DIA 90|節水の算出条件まで公開したダイアシリーズの入門機

約47%節水、税込35,000円。DIA 90の特徴は数字そのものより、その出し方を公式が開示している点にあります。「1回あたりのシャワーでの使用時間比率 ミスト75%:一時止水25%として計算」「一時止水なしはミスト吐水しているものとする」と算出条件を明記しているのは、10機種で本機だけ。数字の裏側を見せる姿勢は、買う側にとってありがたい情報です。

ReFa FINE BUBBLE DIA 90の基本情報

項目内容
税込価格35,000円(マットブラックは38,000円)
型番RS-AN-15G(シルバー)
外形寸法約93×131×242mm
重量約315g
水流モード3モード(ミスト/ピュアストレート/ストレート・ダイヤル切替)
カートリッジ搭載なし(維持費0円)
止水機能一時止水ボタンを搭載
発売・保証2025年6月4日発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • 節水の計算条件を公式が明記
  • ワンタッチの一時止水ボタン
  • ダイヤル回転でモード切替

公式通販では、ミスト使用時にこまめに止水すると最大約60%の水使用量削減が期待できると案内されています。角層水分量と肌表面温度の試験も公開されており、いずれも男女20名を対象に、ストレートモード(38.0±1℃・流量5.5±2.0L/分)を使って測定したもの。結果はグラフでの提示にとどまるため、本記事では条件のみを紹介します。

法人向けの派生モデル「DIA 90 HM」が三菱地所レジデンスの分譲マンション「ザ・パークハウス 千代田三番町」全戸に標準設置された実績も、2025年5月に発表されました。材質に黄銅を含む点も、U系にはない特徴です。

注意点は3つ。水流モードが3つとU系より1つ少なく、ポイントジェット系の強い水流がありません。重量約315gも軽いとは言えません。さらに公式は、お湯を出していない状態で本体を浴槽に入れることを禁止しています(逆流のおそれ)。浴槽に沈めて使うつもりの方は、購入前に確認してください。

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ReFa FINE BUBBLE DIA 120|4モードと大きめヘッドで浴び心地を底上げする中位機

DIA 90との差は、水流モードが1つ増えてポイントジェットが加わる点と、ボディがひとまわり大きくなる点です。外形寸法は約153×277×124mm、重量は約430g。税込48,000円からと価格は一段上がりますが、上位のDIA 150(約520g)と比べれば約90g軽く、取り回しと浴び心地のバランスを取った中位機と言えます。

ReFa FINE BUBBLE DIA 120の基本情報

項目内容
税込価格48,000円(マットブラックは53,000円)
型番RS-AN-02B(ホワイト)
外形寸法約153×277×124mm
重量約430g
水流モード4モード(ミスト/ポイントジェット/ピュアストレート/ストレート)
カートリッジ搭載なし(維持費0円)
カラー3色(ホワイト/シルバー/マットブラック)
発売・保証2023年11月発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • ポイントジェットを含む4モード
  • DIA 150より約90g軽い
  • カラー3色から選べる

節水率はモードごとに異なり、MTGのプロ向けQ&Aではミストで約52〜53%、ポイントジェットで約30〜31%、ストレートで約21〜22%と案内されています。ただし比較対象の明記がないため、他機種の数値と並べて優劣を語れる値ではありません。モードによって水の使い方が変わる、という理解にとどめるのが安全です。

ウルトラファインバブルの発生量は平均約1,100万個、最大約1,600万個(測定機器はFBIA指定試験機関のNanoSight NS300)。公式には「ReFa FINE BUBBLE DIAはファインバブル産業会(FBIA)の製品認証登録制度の基準に適合して認証された製品です」と記されています。推奨流量は9L/分以上で、確認方法は「7秒間で1L、又は、10秒間で1.5L」(ヘッドを外した状態で計測)。

弱点はマッサージモードを持たないこと。5モードを求めるならDIA 150へ進むしかありません。カートリッジ非対応のため塩素低減もできず、48,000円という価格はONE(18,480円)の2.6倍。大きさゆえに、既存のシャワーフックとの相性も事前に見ておきたいところです。

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ReFa FINE BUBBLE DIA 150|唯一のマッサージモードを積んだシリーズ最上位

約520gの重さと68,000円という価格。DIA 150は10機種でもっとも重く、もっとも高い機種です。それでも選ばれる理由は明快で、シリーズで唯一「マッサージ」モードを搭載しているから。ミスト、ポイントジェット、ピュアストレート、ストレートに加えた5モード構成は、公式FAQでも150のみと明記されています。

ReFa FINE BUBBLE DIA 150の基本情報

項目内容
税込価格68,000円(マットブラックは75,000円)
型番RS-AN-02C(ホワイト)
外形寸法約169×293×145mm
重量約520g
水流モード5モード(ミスト/ポイントジェット/ピュアストレート/ストレート/マッサージ)
カートリッジ搭載なし(維持費0円)
カラー2色(ホワイト/マットブラック)
発売・保証2023年11月15日発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • シリーズ唯一のマッサージモード
  • 公式が水圧の強さ順を公開
  • 5年延長保証を有償で追加可能

公式FAQは水圧の強さ順まで公開しています。強い順にポイントジェット、マッサージ、ピュアストレート、ストレート、ミスト。強めの水流が好きな方はポイントジェット、肩や腰に当てたい方はマッサージ、と選ぶ基準がはっきりします。ウルトラファインバブルの発生量は平均約1,400万個、最大約2,300万個と公表されています。

角層水分量と肌表面温度の試験は、いずれも男女13名が対象。ストレートモード(38±1℃・流量5.5±1L/分)を前腕に40秒、または脛に5分あてて測定した条件が公開されています。被験者13名という規模と、結果がグラフ表示である点は、数値を受け取るうえで押さえておきたい前提です。

購入前の関門は物理的なサイズです。約520gはFIT(約105g)の約5倍にあたり、約169×293×145mmという大きさもあって、既存のシャワーフックやホースとの取り回しに制約が出る場合があります。マットブラックは75,000円とさらに7,000円高く、カートリッジにも非対応です。

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ReFa MISTPIA|約75μmのクールミストに振り切ったドーム型ヘッド

湯上がりに、顔まわりだけをふんわり包みたい。そんな限定的な願いのために作られたのがMISTPIAです。ReFaのシャワーシリーズで初となるドーム型(球体)のヘッドを採用し、水流はクールミストとピュアストレートの2モードのみ。プレスリリースでは「限りなく体圧をゼロにした」と表現されており、強い水圧を浴びる機種とは設計思想が正反対です。

ReFa MISTPIAの基本情報

項目内容
税込価格28,000円
型番RS-BV-00A
外形寸法約83×146×112mm
重量約300g
水流モード2モード(クールミスト/ピュアストレート)
カートリッジ搭載なし(維持費0円)
ミスト粒径約75μm(クールミストモード)
発売・保証2024年9月発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • 約75μmの超微細ミスト
  • シリーズ初のドーム型ヘッド
  • 5年延長保証は2,800円

ミストの粒径を数値で公表しているのは10機種でMISTPIAだけです。節水率は公式通販に記載があり、クールミストで約85.6%、ピュアストレートで約30.0%(自社従来のワイドシャワーヘッドとの比較)。ただし水温や流量といった詳細な試験条件までは公表されていないため、条件つきの参考値として扱うのが妥当でしょう。

材質はABS、ポリアセタール、ASA、エチレンプロピレンゴム、ニトリルゴム、ステンレス。付属品はK(KVK用)アダプター、M(MYM用)アダプター、外装リング、ゴムパッキン(細)、オープナーなどで、他機種と同じく、後述するG1/2というネジ規格に対応します。FBIA認証製品である旨も公式通販に記載されています。

入手性には注意が必要です。MTG公式通販では2026年8月7日時点で「入荷未定」と表示されていました※1。購入を検討する場合は、最新の在庫状況を必ず確認してください。モードが2つのみで強水流を持たない点も、メインのシャワーとして使うなら割り切りが要ります。

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ReFa FINE BUBBLE ONE|18,480円で泡の量をダイヤル調整できる最安級モデル

税込18,480円。2021年9月22日発売と世代は古いものの、ウルトラファインバブルの公表平均個数は約1,580万個です。2018年発売の初代ReFa FINE BUBBLEをアップデートしたモデルで、ダブルスパイラル構造のキャビテーション機構を採用しています。

ReFa FINE BUBBLE ONEの基本情報

項目内容
税込価格18,480円
型番RS-AK00A
外形寸法約84×244×136mm
重量約345g
水流の調整バブルコントロール(ダイヤルで無段階に調整)
カートリッジ搭載なし(維持費0円)
節水約40%(バブル発生時・通常のシャワーとの比較)
発売・保証2021年9月22日発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • 泡と水流の強さを無段階調整
  • ダイヤルで泡の量を無段階調整
  • 2万円を切る税込18,480円

ONEには名称付きの水流モードがありません。代わりにダイヤル操作でバブルのオン・オフと水流の強さを調整する「バブルコントロール機能」を積んでいます。モードを覚えずに感覚で回せるので、家族で共用しても迷いにくい設計。直径1〜100μmの泡であるマイクロバブルについても、平均粒径約32μmまで公表している数少ない機種です。

節水率は約40%(水温40℃±1℃・ホース流量9L/分の条件で測定)。MTGのプロ向けQ&Aでは、水道蛇口流量12L/分との比較で試算した場合、水道・ガス代で月額約2,500円の節約につながると案内されています。比較の基準まで書かれている点は、他機種より親切です。

弱点は世代とモードの少なさ。発売から5年近くが経ち、シーン別に水流を切り替える楽しさはありません。重量も約345gと重めで、カートリッジ非対応。18,480円という入り口の安さを評価して選ぶ機種と考えるのが妥当です。

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ReFa FINE BUBBLE FIT|約105gの最軽量ボディで取り回しがいちばん軽い

シリーズ最軽量の約105gは、ONEの約345gのおよそ3分の1です。外形寸法も約48×69×112mmと小さく、10機種でもっともコンパクト。税込18,000円という最安価格と合わせて、「まずリファのウルトラファインバブルを体験してみたい」という入り口にちょうどよい1台です。

ReFa FINE BUBBLE FITの基本情報

項目内容
税込価格18,000円
型番RS-BK-00A
外形寸法約48×69×112mm
重量約105g
水流モード2モード(ストレート/ジェット)
カートリッジ搭載なし(維持費0円)
気泡径平均約0.098μm・最頻約0.073μm
発売・保証2024年3月6日発売・メーカー保証1年
おすすめポイント
  • 約105gでシリーズ最軽量
  • 約48×69×112mmの最小サイズ
  • 税込18,000円で10機種最安

軽さの効き目は、実際に持つ時間が長い人ほど大きくなります。子どもの体を洗うとき、浴室の床や壁を流すとき、ペットをシャワーで流すとき。片手で長く支える場面では、約105gと約520g(DIA 150)の差がそのまま腕の疲れの差になります。

ウルトラファインバブルの発生量は平均約1,100万個、最大約2,200万個(超純水・ストレートモード・2024年1月13日・計7回の測定)。平均気泡径は約0.098μmと公表されています(測定条件は機種ごとに異なります)。公式ページには「ファインバブル産業会(FBIA)の製品認証登録制度の基準に適合して認証された製品」と記載されています。

割り切りも必要です。水流モードはストレートとジェットの2つのみで、ミストモードがありません。節水率は公式が公表していないため、節水目的での比較検討には向かない機種でもあります。カートリッジにも非対応です。

ReFa公式サイトで最新情報を確認する

なお、ReFa GINZA限定モデルとして税込88,000円のReFa FINE BUBBLE SF(RS-AN-16A)も公式に掲載されていますが、水流モード数などの主要スペックが公表されておらず一般流通もしないため、本記事の比較からは外しています。

リファのシャワーヘッドで迷いやすい3つの分岐に答える

リファのシャワーヘッドで迷いやすい3つの分岐に答える

10機種のうち、購入直前で手が止まりやすいのは決まって3つの分岐です。価格差5,000円で買えるのは止水ボタンという事実を知るだけでも、判断はずいぶん早くなります。順番に整理しましょう。

ReFa FINE BUBBLE UとU+はどちらを選ぶ?

止水ボタンを使うかどうかで決まります。両機の外形寸法は約241×96×134mmで共通、水流モードも同じ4つ。違いは止水ボタンの有無と、重量の約300gと約320gという20g差、そして価格です。ホワイト同士で5,000円、カラーによっては8,000円の差が付きます。

判断材料になるのが節水の公表値です。Uは最大約49%(同社試験・ミストモード使用時)、U+は止水を併用して最大約65%(同社試験・ミストモードで止水機能使用時)。髪を泡立てている間や体を洗っている間に手元で水を止める習慣がある方なら、差額は使い方で回収できる可能性があります。

逆に、混合水栓のレバーで止めるほうが慣れているという方には、Uで十分。5,000円をカラー変更や別の用途に回すほうが満足度は高いはずです。

DIA 90・120・150の3機種はどう違う?

モード数とボディサイズ、そして価格が段階的に上がります。DIA 90は3モードで約315g・35,000円、DIA 120は4モードで約430g・48,000円、DIA 150は5モードで約520g・68,000円。数字を並べると、上位になるほど水流の選択肢が増え、その分だけ重く、高くなる構造が見えてきます。

DIAシリーズ3機種の違い

項目DIA 90DIA 120DIA 150
税込価格35,000円48,000円68,000円
水流モード3モード4モード5モード
重量約315g約430g約520g
マッサージ搭載なし搭載なし搭載あり

選び分けの目安はシンプルです。マッサージモードが欲しいならDIA 150、ポイントジェットまでで足りるならDIA 120、節水の算出条件が開示された入門機で良ければDIA 90。重量差も判断材料に加えてください。約520gを毎日持ち上げる生活が続けられるかどうかは、スペック表からは読み取れない部分です。

PUREとVEILはどう使い分ける?

水そのものを変えるのがPURE、仕上げに成分を足すのがVEILです。PUREは亜硫酸カルシウムと複合繊維フィルターの二層カートリッジで残留塩素と汚れにアプローチし、VEILはコスメレバーをONにして保湿成分を水に溶かします。目的が重ならないため、価格で比べても答えは出ません。

維持費の差は明確です。PUREは1本2,500円で1人使用なら約3ヶ月もつのに対し、VEILは1本3,000円で約14回分(1人1日ミストモードで約10秒使用の場合)。毎日使う前提なら年間コストは約10,000円と約72,000円で、7倍ほど開きます。VEILは「毎日フルに使う」より「ここぞという日に10秒使う」ほうが、費用対効果を感じやすい設計です。

なお、両機のカートリッジに互換性はありません。あとから入れ替える使い方はできないので、本体を選ぶ時点で目的を決めておく必要があります。

失敗しないリファ シャワーヘッドの選び方5つの軸

失敗しないリファ シャワーヘッドの選び方5つの軸

ここまで読んで、まだ2機種で迷っているという方へ。優先順位を1つ決めれば機種は自然に決まるものです。公式が公表している情報だけで判定できる5つの軸を、順番に見ていきます。

目的に直結する固有機能があるかで選ぶ

最初に確認するのは、その機種にしかない機能が自分の目的と合っているかどうかです。塩素低減はPUREだけ、保湿成分の吐出はVEILだけ、マッサージモードはDIA 150だけ、ミスト特化はMISTPIAだけ。固有機能を持つ機種は、価格ではなく目的で選ぶべき存在です。

逆に、固有機能が要らないなら候補はU、U+、DIA 90、DIA 120、ONE、FITの6機種に絞られます。ここまで来れば、あとは重量と価格の勝負。判断はぐっと楽になります。

カートリッジの維持費で選ぶ

買ったあとの出費を見落とすと、あとで後悔します。カートリッジを積むのはPUREとVEILの2機種だけ。維持費の目安は前述のとおりで、PUREが年1万円前後、VEILは毎日使えばその7倍以上に届きます。

本体価格が3万円台でも、3年使えばPUREは合計6万円、VEILは20万円を超える計算になります。ランニングコストまで含めた総額で比べる。これ、意外と見落としがちです。

重量と外形寸法で選ぶ

シャワーヘッドは毎日握る道具です。10機種の重量は約105g(FIT)から約520g(DIA 150)まで、5倍近い幅があります。子どもを洗う、浴室を掃除する、長い時間シャワーを浴びる。手に持つ時間が長い方ほど、軽さの価値は上がります。

設置スペースも確認しておきたい要素です。DIA 150は約169×293×145mmと大柄で、既存のシャワーフックに収まらない場合があります。外形寸法の記載順は公式スペック表の表記に準じているため、機種ごとに軸の並びが違う点だけ注意してください※2。

水流モードの数と種類で選ぶ

モード数はFIT・MISTPIAの2つからDIA 150の5つまで。ONEはモード切替を持たず、ダイヤルで泡と水流の強さを無段階に調整する方式です。顔にはミスト、頭皮にはポイントジェットと使い分けたい方は4モード以上、シンプルに浴びられれば十分な方は2モードでも困りません。

DIA 150の公式FAQは水圧の強さ順(ポイントジェット、マッサージ、ピュアストレート、ストレート、ミストの順)まで公開しています。水圧の好みがはっきりしている方には、心強い情報でしょう。

止水機能の有無で選ぶ

こまめに水を止めたい方は、止水機能を公式が明記している機種から選ぶのが確実です。公式ページやFAQで有無を確認できたのは、次の5機種でした。

止水機能の記載を公式で確認できた機種

機種名止水機能公式の記載
ReFa FINE BUBBLE U+搭載あり止水ボタン付きで手元で簡単に止水が可能
ReFa FINE BUBBLE DIA 90搭載ありワンタッチで可能な一時止水ボタンを搭載
ReFa FINE BUBBLE U搭載なし背面の止水ボタンはございません
ReFa FINE BUBBLE PURE搭載なし一時止水機能はございません
ReFa FINE BUBBLE VEIL搭載なし一時止水機能はございません

残る5機種については、公式ページで止水機能の有無を確認できませんでした。断定を避けるため、本記事では触れていません。止水機能が必須条件なら、候補はU+とDIA 90の2機種に絞られます。

シャワーヘッド以外の美容家電もあわせて検討しているなら、美顔器おすすめランキング10選も参考にしてみてください。

ウルトラファインバブルとは?泡の個数で選ばなくていい理由

ウルトラファインバブルとは?泡の個数で選ばなくていい理由

ここが本記事でいちばん伝えたい部分です。泡の個数の多さで機種を選ぶ必要はありません。理由を、ファインバブル産業会(FBIA)の公表情報から順に説明します。

ウルトラファインバブルとは直径1μm未満の泡のこと

FBIAの定義では、ファインバブルは直径100μm(0.1mm)より小さな泡の総称です。そのうち直径100μm未満で1μm以上のものをマイクロバブル、直径1μm未満のものをウルトラファインバブルと呼びます。いずれも国際標準化機構(ISO)で定義された用語で、FBIAは「ナノバブル」のように定義が不明確な呼称を避けるべきだと注意を促しています。

リファのシャワーヘッドが公表しているのは、マイクロバブルとウルトラファインバブルの発生量です。たとえばUは平均約1,400万個、ONEは平均約1,580万個、VEILは平均約3,600万個。数字だけ見れば差は大きく見えます。

FBIA認証は「数値」ではなく「分類」を認証する制度

ここに落とし穴があります。FBIAの製品認証・登録制度の説明には、「認証は測定結果の具体的数値ではなく、ISO20480-2『ファインバブルのカテゴリ分類』での分類で認証します」と明記されています。

つまり、FBIA認証マークが付いていることと、メーカーが公表する泡の個数そのものが第三者に保証されていることは、別の話です。リファ各機種の「ファインバブル産業会(FBIA)の製品認証登録制度の基準に適合して認証された製品です」という表記も、あくまで分類に基づく認証を指します。

さらに、測定条件そのものが機種ごとに揃っていません。共通条件は「水流1mLあたり(水温40℃±1℃・ホース流量9L/分)に含まれる発生量」と示されていますが、測定に使う水(超純水か水道水か)、使用モード、測定日、測定回数は機種ごとに違います※4。Uは2024年1月に計7回、VEILは2025年2月に計10回、ONEは2021年11月から2022年8月にかけて計10回。条件が違う数字を横に並べて「多いほうが優秀」と判断するのは、そもそも無理な話。同じ物差しで測った数字ではないからです。

公式の試験値は条件とセットで読む

節水率も同じです。Uは最大約49%、PUREは最大約53%、DIA 90は約47%、MISTPIAのクールミストは約85.6%。ところが比較対象を見ると、VEILとMISTPIAは自社従来品との比較と明記される一方、U・PURE・DIA 90は「従来のシャワーヘッド」とだけ記され、FITに至っては節水率そのものが公表されていません。

角層水分量や肌表面温度の試験も、被験者は13名から20名の規模で、結果はグラフでの提示にとどまります。消費者庁が示す優良誤認表示の考え方に照らせば、実際よりも著しく優良だと受け取られる表示は景品表示法で禁じられています。だからこそ、数値は必ず「誰が、どんな条件で測ったか」とセットで読む必要があるわけです。

機種選びの結論はシンプルになります。泡の個数や節水率の大小ではなく、止水ボタンの有無、カートリッジの種類、モード数、重量、価格という検証しやすい条件で選ぶ。それが後悔しない選び方です。

買う前に確認したい取り付けとランニングコスト

買う前に確認したい取り付けとランニングコスト

購入ボタンを押す前に確かめてほしい項目が2つあります。取り付けの可否はネジ規格G1/2で決まります。もう1つは、カートリッジ搭載機の年間コストです。

自宅のシャワーホースに取り付けできるか

リファのシャワーヘッドは全機種がG1/2に対応します。G1/2とは、JIS B 0202に規定される呼び径1/2の管用平行ねじのこと。国内のシャワーホースで広く使われている規格で、公式FAQも「アダプター不要で取り付けできるネジサイズは、G1/2です。」と案内しています。

取り付け前に確認する3点
  • ホースのネジ規格がG1/2か
  • メーカーが交換非対応でないか
  • 流量が9L/分以上あるか

規格が違う場合も、付属のアダプターで対応できるケースがあります。KVK製(M22×P2)とMYM製(W23×山14)は、同梱のKアダプター・Mアダプターと外装リングで取り付け可能。ガスター製シャワーホースには専用アダプター(M22×P1.5)がMTGから無償提供され、PUREは最初からG(ガスター用)アダプターを同梱しています。

注意が必要なのは、公式FAQが明記する「ノーリツ・リンナイ・LIXIL(INAX)製シャワーヘッドは交換できない機種があります。」というケース。該当しそうな方は、購入前にメーカー名と型番を控えておくと安心です。流量の確認方法も公式が示していて、ヘッドを外した状態で「7秒間で1L、又は、10秒間で1.5L」出れば、推奨の9L/分以上を満たします。

カートリッジ代は年間いくらかかるか

カートリッジが必要なのはPUREとVEILの2機種のみ。残る8機種には交換カートリッジの設定がありません。実額を並べてみます。

カートリッジの年間コスト(単品価格での試算)

使い方1本の価格交換目安年間の目安
PURE(1人で使用)2,500円約3ヶ月約10,000円
PURE(2人で使用)2,500円約2ヶ月約15,000円
PURE(3〜4人で使用)2,500円約1ヶ月約30,000円
VEIL(毎日1回使用)3,000円約14回分約72,000円
他の8機種交換不要交換不要0円

まとめ買いで単価は下がります。PUREは4本セットで9,000円が7,500円(1本あたり1,875円)、定期購入の3本セットなら6,750円。VEILは4本セットで12,000円が9,000円になり、1回あたり約161円の計算です。

本体価格だけを見て決めると、4人世帯でPUREを選んだ場合に年間約30,000円の追加負担が発生します。家族構成と使用頻度を先に決めてから機種を選ぶ。順番を逆にしないことが、失敗を防ぐ最短ルートです。

リファのシャワーヘッドに関するよくある質問

リファのシャワーヘッドに関するよくある質問

水圧は弱くなりませんか?

機種とモードによって変わります。DIA 150の公式FAQは水圧の強さ順を、ポイントジェット、マッサージ、ピュアストレート、ストレート、ミストの順で公開しています。強い水流が好みならポイントジェットを持つU、U+、DIA 120、DIA 150が候補です。逆にMISTPIAは「限りなく体圧をゼロにした」と表現される設計なので、強い水圧を求める用途には向きません。なお推奨流量は9L/分以上で、自宅の流量が足りているかは事前に測っておくと安心です。

賃貸住宅でも取り付けできますか?

多くの場合できます。リファのシャワーヘッドは工事不要で、既存のシャワーヘッドを手で外して付け替えるだけ。全機種がG1/2規格に対応し、KVK製とMYM製にはアダプターが同梱されています。ただし公式FAQが「ノーリツ・リンナイ・LIXIL(INAX)製シャワーヘッドは交換できない機種があります。」と案内しているため、事前確認は必須です。外した純正ヘッドは退去時に戻せるよう保管しておきましょう。

カートリッジの交換頻度はどれくらいですか?

PUREは1人使用で約3ヶ月が目安です。2人なら約2ヶ月、3〜4人なら約1ヶ月(公式通販の算出条件は使用時間8分・シャワー水量7L/分)。VEILは1本あたり「1人1日ミストモードで約10秒のご使用で約14回」と公式FAQに記載があり、プレスリリースでは約1ヶ月分と表記されています。他の8機種にカートリッジはないので、交換作業そのものが発生しません。

旧型のReFa FINE BUBBLE Sは今買っても良いですか?

現行機を選ぶほうが無難です。旧型のSより現行のUを選ぶのが基本と考えてください。Sは2020年8月21日発売で、公式ページは残っており販売終了の表記もありません。公式価格は30,000円で、Uとまったく同じ。約250gと軽く、節水は最大約67%カット(ミストモード使用時・比較対象は公式未公表)と公表されています。ただし同じ30,000円なら、2024年発売で技術も新しいUを選ぶほうが納得しやすいはずです。

使うときに気をつけることはありますか?

2点あります。1つ目はDIA 90の公式注意で、お湯を出していない状態の本体を浴槽に入れないこと(環境によっては浴槽のお湯が本体側に逆流するおそれがあるため)。2つ目はVEILのカートリッジで、1週間以上使わない場合は取り外して内部の水を抜き、キャップを付けて保管します。

ギフトに贈るならどの機種が向いていますか?

カートリッジ不要の機種が無難です。相手に継続的な出費をお願いせずに済むからです。標準機のU(30,000円)は4モードと維持費0円のバランスが良く、贈り物としても選びやすい1台。予算を抑えるなら18,000円のFIT、豪華さを重視するならDIA 120(48,000円)以上という選び方もあります。逆にPUREやVEILは、相手がカートリッジ代を負担し続ける前提になる点を踏まえて判断してください。

まとめ:リファのシャワーヘッドは目的から逆算して選ぶ

まとめ:リファのシャワーヘッドは目的から逆算して選ぶ

リファのシャワーヘッド現行全10機種を比較し、目的別の選び方を解説しました。要点をおさらいします。

  • 迷ったときの基準は標準機のU(30,000円・4モード・維持費0円)
  • 残留塩素が気になるならPURE、入浴の仕上げに保湿を足すならVEIL
  • 止水機能を公式が明記しているのはU+とDIA 90の2機種
  • カートリッジが必要なのはPUREとVEILのみで、他の8機種は維持費0円
  • 泡の個数や節水率は測定条件が揃わないため、選ぶ基準には使わない

10機種の違いは、固有機能・維持費・重量・モード数・価格の5点に集約されます。自分がどれを優先するかを先に決めれば、答えは自然に1台へ絞られるはずです。

※1 価格・カラー展開・在庫状況は2026年8月7日時点のMTG公式サイトおよびMTG公式通販の表示に基づきます。最新の情報は各公式ページでご確認ください。

※2 外形寸法の記載順は公式スペック表の表記に準じているため、機種によって軸(高さ・幅・奥行)の並びが異なります。

※3 節水率・角層水分量・摩擦軽減率などの数値は、すべて株式会社MTGが公表する同社試験に基づく値です。試験条件下での測定結果であり、効果を保証するものではありません。

※4 ファインバブル発生量の共通測定条件は「水流1mLあたり(水温40℃±1℃・ホース流量9L/分)に含まれる発生量」で、水質・環境・時期により数値は変わります。測定はウルトラファインバブルがNanoSight NS300、マイクロバブルがSALD-7500(いずれもFBIA指定試験機関)によります。

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